tocolier(トコリエ)オーナー
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tocolierはhanatoとmimiによる二人組のモノづくりユニット。 「暮らしに寄り添うアート」をコンセプトに、 服と花のアトリエを運営しています。 そんな私たちが日々の暮らしで楽しんでいる季節のパスタや、山旅、お花の事などをご紹介します。
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食べること
23.04.05
「春の皿には苦味を盛れ」と言われますが、今回は苦味が美味しい春野菜、「菜の花」を主役にしたパスタをご紹介します。
春の風景のひとつ、菜の花と桜が咲き誇る、そんな景色をイメージしたひと皿です。
今回のパスタはオレッキエッテ。
オレッキエッテは小さな耳のような形のショートパスタで、厚みがあるところと、薄いところがあり、モチモチとした食感が楽しめます。
パスタマシーンを使わずに作れるので、手打ちパスタを作ってみたいという方におすすめですよ。
小麦粉、オリーブオイル、塩、お湯があれば作れます!
・菜の花 1パック
・桜海老 40g
・柚子皮 適量
・チーズ 適量
・塩 適量
・胡椒 適量
・白ワイン 適量
※釜揚げ桜海老を使用。
乾燥桜海老でも、普通の海老でも可。
パスタ生地用
・小麦粉 150〜160g
・塩 小さじ1弱
・ぬるま湯 およそ80ml
・オリーブオイル少々(たら〜り する感じ)
ボウルに小麦粉に塩、オリーブオイル、お湯の半量を入れる。
残りのお湯は、生地をこねながら粉とのバランスをみて、手にお湯をつけて少しずつ加えていく。
粉全体的に水分が行き渡るように心がけて混ぜ、均一になるようにこねていく。
均一になったら生地にラップをかけ、冷蔵庫で15分程休ませる。
休ませ終わった生地をまな板の上に置き、厚さ1センチくらいになるくらいまで手で潰して平らにする。
包丁で1〜2センチ幅くらいに切る。
切った生地を手で転がして1.5センチ幅くらいの棒状にする。
更に粒状になるように切っていく。
粒状にした生地をひとつひとつ潰していきます。親指の腹で、潰しながら半回転させて成形します。
どうでしょう?
小さな耳みたいに見えますか?
無心で作る作業はきっと楽しいですよ!
オレッキエッテがたくさん出来上がりました!
並んだ様子はなんだかかわいいですね〜
オレッキエッテを軽く乾燥させ、その間にソースを作ります。(乾燥時間は10〜15分程度)
ピーラーで柚子の皮を剥き、細切りに。
にんにくは包丁でつぶし、鷹の爪は半分に切って種を取り出しておく。
お湯を沸かし、塩を入れ、菜の花を茎の方から入れてさっと茹で、氷水にとる。茹で時間は30〜40秒くらい。
菜の花の茹で汁はパスタを茹でるのに使うので、捨てずにとっておく。
冷水に取った菜の花は、水気を絞り、食べやすい大きさに切っておく。
フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪をいれ、火にかける。
香りが出たらにんにくを取り出します。
桜海老を入れてサッと炒め、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
(白ワインの分量はお好みで。今回は大さじ3くらい)
菜の花の茹で汁を再び沸かし、沸騰したらオレッキエッテを入れて茹でる。
オレッキエッテが浮いてきたら試食して火が通っていたらOK(おおよそ2分前後)
オレッキエッテをザルにあけます。
この時、茹で汁は全部捨てずに少し残しておきます(レードル一杯分弱)
桜海老を入れたフライパンに、オレッキエッテを入れ、
続いて菜の花を入れ、塩、胡椒で味を整える。
茹で汁を入れてソースをのばし、香り付けにオリーブオイルをかけて盛り付ける。
チーズをたっぷり削り、柚子皮を散らせば、春色パスタの出来上がり!
菜の花の優しい苦味に
桜海老のシャリシャリ
オレッキエッテのモチモチ
柚子が爽やかに香り
チーズのコクが広がる。
春の食卓にいかがでしょうか?
パスタ製作:hanato
文・写真・食べる係:mimi
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