食べること

23.01.18

室長の外ごはん白書 vol. 15 新春・鯛フェス! 海老で鯛を釣る(後編)

saorin

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山にキャンプに釣りに、アウトドアに全力を注ぐホトリ室長saorinが、愛してやまない外ごはんについて語るコラム。今回は新春らしく、おめでたい魚の代表・鯛を釣りに行く。後編です。(前編はこちら

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

後編は、年始早々、鯛の釣り船に乗ってきた話。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

これが、先日乗った長五郎丸。こちらは飯岡港から出ている釣り船だ。(銚子に近い)1月なので5時出船時は真っ暗である。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

ようやく明るくなってきた。
釣りはじっと動かないのでめちゃくちゃ寒い。マグマカイロ必須である。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

今回も活き海老がエサである。が、よくよく見るとなんか違う種類の生き物が・・・

タコの赤ちゃんがいた(笑)

そして今回も海老で鯛を釣る。しっぽをちょん切って仕掛けをつける。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

完成。

釣り始めは雨が降っていて、けっこうな揺れっぷりの船。なかなか過酷な条件だったが、釣れるとうれしい。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15
長い戦いを終えた

全体的に小ぶりだが、二人で鯛23匹、ゲストでソイが釣れた!

帰りの途中でスクショを取ってみる。
外房の海はやはりなかなかワイルドで、けっこうな揺れっぷり。
夫は今までで一番船酔いしたらしい。(ふと横を見たら、遠くを眺めていた・・・(笑))

ちなみにわたくしsaorin、今回の長五郎丸で合計9回釣り船に乗ったが、一度も船酔いしたことがない!
これは個人的に朗報である。

さて、家に帰ってさっそくさばく。
専用のウロコ取りの方がもちろんよいけれど、ペットボトルのふたでも十分ウロコは取れる。飛び散らないようにビニール袋の中でやるのがおすすめ。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

色々鯛づくしのメニューを楽しんだが、中でもおいしかったのが土鍋で炊く鯛めし。お米2合をといでざるにあげておき、鯛に塩をふっておく。(丸ごとの身と、切り身も散らした)
土鍋に米を入れ、水400cc、酒大さじ2、醤油大さじ1、塩小さじ1/2を入れ、生姜の千切りを散らして鯛を乗せる。20分くらい浸水させてから炊く。炊けたら20分ほど蒸らし、鯛の身をほぐして全体を混ぜる。

saorin・室長の外ごはん白書 vol. 15

最後に三つ葉を散らしたらできあがり。

ちなみに余談だが、この鯛フェスは学生時代からの友人たちを呼んでの新春パーティーだった。

釣りを始めて3年。
いつか、自分が釣った魚でおもてなしをしたいという、ささやかな夢が叶った日だった。

やっぱり釣ったら食べる。食べるために釣る!
というわけで、またおいしい魚を釣りに行きたい。

新春・海老で鯛を釣る話、おしまい。

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この記事を書いた人

写真企画室ホトリ 室長

saorin

浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」室長。
“写真を形あるものに残そう”をテーマに、教室・ワークショップの開催、写真公募展など、様々な企画・活動を行っている。また、ここ最近は山登りに夢中。 ”山のおみやげクリエイター”としても活動開始。 マイブランド「mt.souvenir」では、自ら登った山の景色を写真にとじこめて作品を制作。 またサコッシュなど山のグッズを、オリジナルのシルクスクリーンでプリントして制作・販売。 
旅と山の写真案内サイト「畔の窓」を運営。(記事を執筆してくれる窓人、募集!)

WEBサイト:写真企画室ホトリ

WEBサイト:mt.souvenir

instagram:@saorin_fotori