食べること

20.10.27

浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

シカノ ミエ

シカノ ミエ

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

浅草散歩の第一歩

今回は、まごうことなき東京を代表する下町・浅草の美味しいものをご紹介します。とは言いながら、なかなかに新旧入り混じった様々な魅力のある街なので、目についたいろいろなことも一緒に。

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

浅草寺へ続く仲見世は、少しは人が戻ってきた様子ではあるけれど、毎日がお祭りのように観光客でごった返していた状態にはまだまだ及ばず。けれど逆に、これまで流されるようにただ通り過ぎていたお店を、立ち止まって見るいい機会だととらえましょうかね。人形焼きも買うだけでなく、焼ける様子をじっと見たりする余裕があります。
外国人観光客は減ったものの、着物姿で写真を撮りながら歩いている若者たちの姿が意外に目につきます。空いている今だからこそできる楽しみの見つけ方、本当に上手いなあ。

さて、街歩きをするときには、まず、地元の地図を手に入れることを強く強くお勧めします。
観光地には、観光客のニーズに寄り添った地図が必ずあるもの。最近はおしゃれな雑貨屋さんなどでもオリジナルの地図をおいていたりします。浅草では、商業施設の「まるごとにっぽん」で、手書きの味わいのあるイラストに、情報もいっぱいつまった地図がもらえます。紙の地図には、スマホにはない良さがあるんですよね。地図上で自分の居場所がわからないときに、スマホを持ってくるくる回らなくていいし、持ち帰って記念にもなるし。

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】
まるごとにっぽん (https://marugotonippon.com) 
残念ながら、2020年11月で閉店してしまうとのこと。地図は…残して欲しいなあ。

地図を手に入れたら、まず向かうのは浅草寺。
大きな提灯をくぐって、本堂へ向かう。おっと、地図には「提灯を下から覗いてみて。」との言葉が。他の人が素通りする中、しゃがんで覗き込んでみると、そこには…。
立派な龍の彫刻がありました!

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

浅草寺に行ったらおみくじも忘れずにひきたいところ。なぜならここは凶が多く出るので、リアル運試しに最適なのです。わたしは3回連続で凶をひいたこともありますが、毎回、これから運勢が良くなるわけだ、となぜか納得します。おみくじは、凶だけ結んで置いていっていいことになっています。

浅草寺の隣には、浅草神社があり、その奥には被官稲荷神社があります。ここは奉納された狐のお姿がずらっと並んでいるのですが、真夏に行ったら、あらびっくり。
小さな狐の皆さん、かわいい帽子をかぶっているじゃないですか。やっぱり暑いですもんね。中にはうちわを持っているものまで。
正直、こういう場所、神聖な気持ちになりつつも、特に信心深いわけでもないわたしにはちょっとゾクっとしちゃう部分もあったりするのですが、この遊び心にはグッときました。
わたし的、パワースポットに決定です。ちなみに、出世のご利益があるそうなので、躊躇なく祈るがよろしよ。

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

まずは老舗の味を

はあ、お腹が空いた。どこへ行こう。迷える子羊は、まず何を食べるかの方向性を決めなければなりません。なぜなら、なんでもあるから! 道のどこにいようが、くるっとその場で一周すれば、気になるお店の1軒や2件は必ず目に入ります。それが浅草!!
洋食、天ぷら、寿司、もんじゃ…。ええい、脳内ルーレットで、この度は天丼に決まりました。

有名店は行列必至ですが、コロナの影響で今はちょっと入りやすい。昭和22年創業、名店の誉れ高い「まさる」へ。

わたしの経験からすると、美味しい(そしてお高い)揚げ物のお店は、店内に油の匂いが漂っていません。こちらももちろんそうでした。
まるで、甘味喫茶にいるような雰囲気の中、運ばれてきたのは、車海老をはじめ、そそり立つ天ぷらでふたがしまらない、ゴージャスな天丼。アナゴ、メゴチなど、素材はすべて江戸前。
もちろん、ペロリと完食です。甘すぎないタレも上品。そして、驚いたのは、食べた後に、まったくもたれないこと。あれ、わたし本当に天丼食べたっけ?ってくらいの食後感の良さ。昔から愛されているお店の素晴らしさが感じられるお店です。

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】

新しいお店は古さ×新しさ

天丼はちょっとヘビー、そんな時のランチにもってこいなのは優しいお味噌汁。
お味噌汁の専門店が人気と聞いて行ってみると、お店の前には若者の行列がありました。若者のくせに体のことを考えてるんでしょうか。
メニューには、味を想像するだけで嬉しくなってくるお味噌汁が並んでました。しかも具だくさんが売りのよう。
悩みに悩んで、夏限定の冷や汁に決定。焼いたアボカドが半身丸々入っているところが、かなり斬新。意外な組み合わせだけど、ちゃんと味噌の味にマッチしています。本当に具だくさんで食べ応えばっちりでした。
お味噌汁を嫌いな人はいませんよね。老若男女問わず食事が楽しめるお店だと思います。

シカノミエ・浅草で、伝統とモダンの粋な融合を味わう【Yummyな下町散歩】
ミソジュウ (https://misojyu.jp)

スイーツも伝統の味にプラスアルファ

食事の後には甘いもの問題が発生するものです。お腹が満たされても、目に入る甘いものは、胃にも入りたがるものですからして。
いつの間にか、芋ようかんが食べたくなっているのは、あちこちにお店がある舟和のサブリミナル効果でしょうか。気がつくと舟和の喫茶室に座っていました。

ここでのおすすめは、焼芋ようかん。名物の芋ようかんを焼いて、バターを乗せて食べるんです。普通に食べて十分美味しい芋ようかんにバターです。ご存じないかもしれませんが、バターって、なんでも美味しくする悪魔のカロリーなんですよっ!禁断の味です。カロリーを気にせず、さあ召し上がれ。

もう一つ、浅草でぜひ本物を見ていただきたいものがあります。
アメシンの美しすぎる、飴細工。CMでも使われたことのある金魚は、飴細工のイメージを覆しまくって飛び跳ねちゃうくらいの躍動感で驚くことうけあいです。お菓子というよりは、食べられるアート。ちなみに、トップ画像のうちわもここの商品です。
タイミングが合えば飴細工作りの体験もできるので、トライしてみるのも面白そうです。


まだまだ魅力はつきませんが、今回はここまで。遊びに行ったら、美味しく楽しく浅草を楽しんでくださいね。

7+

この記事を書いた人

散歩好き

シカノ ミエ MIE SHIKANO

東京の下町在住。 ひまがあれば美味しいものを求め、下町をウロウロしながら、 古い扉の奥に広がっている世界に思いを馳せ、新しいお店の可能性にときめき、 頭上の街灯を写真に収め、塀の上と車の下の猫とにらめっこしている。痩せる暇がない。

instagram:@m_n_deerfield

  • instagram
  • twitter
  • facebook

特集

編集部のおすすめ

【今月は写真本特集】写真学校ってどんなことを習うんだろう!

自分が好きじゃない女子高生のミトがお隣のお姉さんに誘われたのはファインダー越しの世界!?一

「観ることで知る、写真の楽しみ方や学び方」