暮らしのこと

20.09.07

カメラ【染織と日々のすきま】

柳川 千秋

柳川 千秋

前回、中古の機織り機のことを書きました。今日は中古のカメラのことを書きたいと思います。

いちばん気に入って使っているカメラです。
MAMIYA ZE-X。

柳川千秋・カメラ

中古で買いました。古いものが好きなんですね。はじめて自分で買った一眼レフです。

最近はデジタルカメラを使うことも増えましたが、やっぱりフィルムカメラっていいなと思います。

モノクロのフィルムを入れて撮ることが多いのですが、いつも見ている景色や人が、なんとなくちょうど良い距離感になるような気がします。

柳川千秋・カメラ
柳川千秋・カメラ
柳川千秋・カメラ
柳川千秋・カメラ

フィルムは撮れる枚数に制限があったり、すぐ見られなかったりしますが、その少しの制限や手間が「いいな」につながっているのかもしれません。

きもちが落ち着く道具ってありませんか?
気のせいかもしれませんが、私は写真を撮るとき、このカメラとモノクロフィルムの組み合わせが、いちばん落ち着きます。

スペックや価格などに関係なく、自分にとっての「いいもの」です。そういうものを、少しずつ見つけていきたいなと思います。

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この記事を書いた人

染織家

柳川 千秋 Yanagawa Chiaki

1988年神奈川県生まれ。元理学療法士。2016年より染織を学び始める。 糸を染め、機織りをして、着物や帯、小物などを制作している。

WEBサイト:https://yanagawa-chiaki.studio.site

instagram:@yanagawa_chiaki