写真のこと

22.03.07

初心者でも写真が上達する「6コマ学習法」

林 和美

林 和美

いいなと思う写真を撮るための

どんな趣味でもそうですが、写真も始めたからには、やっぱり上手くなりたいですよね?

「写真は、上手いとか下手とかじゃない。自分の気持ちが大事なんです。」そんな声も聞こえてきますが、自分が、いいなと思う写真を撮りたいですよね。そのための学習法をお教えします。

花器のお花で6コマ学習。まずはインスピレーションで1枚

その名も「6コマ学習法」

やり方は簡単。今まで通り、良いなと思う瞬間に出会ったらシャッターを切る。その後、同じ被写体で5コマのバリエーション、合計6コマを撮る。その名も「6コマ学習法」です。

なぜ6コマかと言えば、私がフィルム時代に講師をしていた名残り(?)です。フィルムを写真屋さんに現像に出すと、フィルムは6コマずつにカットされてスリーブに入れられて返ってきます。だから、6コマ撮れば、バリエーションが横並び1行で見られるからです。

テーブルやまわりものを入れて、普段の暮らしをイメージして

偶然撮れた1枚?

ところで、今まで撮った写真データを見返してみてください。ひとつのシチュエーション、ひとつの被写体に対して、何枚撮っていますか?

写真教室で生徒さん達の写真データを拝見していると、多くの生徒さんが1枚しか撮っていないのです。インスピレーションで撮った1枚だけ。もちろん、その1枚はとても大事です。でも、そこで終わってしまったら、たまたま偶然撮れた1枚になってしまいます。

お気に入りの花器全体を入れてシンプルに

やってみるとわかると思いますが、6コマもバリエーションを作るのは、結構大変です。被写体のことをよく見て考えなければ撮れません。よく見て考える、これが上達の秘訣です。

アップで

慣れてくれば、頭で考えるだけでもオッケーなんですが、初心者のうちは、実際に撮ってみてください。ちゃんと考えて、ちゃんとシャッターを押して、ちゃんと写真にしてください。実際に撮った6コマだからこそ、その後の選ぶチカラもつくのです。

見る角度を変えて

スマホでも出来る

この「6コマ学習法」の良いところは、カメラを持っていなくても、スマホででも出来るところです。スマホなら、通勤・通学、お買い物に出掛けた時でも、気になる風景に出会った時に、すぐに出来ますよね。

背景を変えて

構図の悩みが解消

初心者さんには、ちょっと面倒に感じる絞りやシャッタースピードなんかは、まずは気にせず、6コマのバリエーションを作ってくださいね。気づいたら、今まで難しく感じていた、構図の悩みが解消されていますよ。

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この記事を書いた人

代表

林 和美 Hayashi Kazumi

写真生活手帖/代表、 フォトライフ・プランナー、 写真家、ギャラリー NADAR 主宰。 三重県生まれ。大阪芸術大学卒業後、広告代理店、フォトエィジェンシー勤務を経て現在に至る。 写真集 「ゆびさき」(青幻舎) 「装幀写真」(ナダール書林) 著書 「写真生活手帖」(ピエ・ブックス) 「写真生活手帖〜実践編」(ピエ・ブックス) 「女性のためのカメラレッスン」(大泉書店)

WEBサイト:林和美写真画廊

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