台南No.1夜市へ!
夜市は、台湾の旅の楽しみの一つ。
台北では士林夜市が有名ですね。旅行者には食べ歩きがメインになりますが、生活雑貨や服、様々な日用品が売られています。モノが売られているだけではなくゲームセンターもあって、外食の多い台湾の人たちが集うショッピングセンターのようで、歩くだけでも楽しいです。台北駅からバスで行ける基隆の夜市はグルメ夜市で、美味なるB級グルメをたっぷり堪能できます。
台南には夜市が四つあり、それぞれ開催曜日が決まっています。
中でも一番大きいと言われているのが、花園夜市です。
ちょうど到着日に花園夜市が開催されていたので、宿で荷解きをしてから早速行ってみました。
いきなり入口からこの熱気です。今となって振り返ると、すごいですね。この密集度。
人気の夜市となれば、このくらいの込み具合は普通。臆せず見て回りましょう。
台湾の人は、黙ってぐいぐい押したりしません。こんなに混んでいても、譲って譲られて気分よく過ごせます。
まずはひと通り見て回って、人気のありそうな屋台をチェックします。夜中に向けてどんどん混んでくるので、お腹の配分なんて考えず、食べてみたいものから行列に加わります。
まずはこちらに並びました。
葱油餅の屋台です。結構並んでいますが、どんどんオーダーを捌いていくのでそこまで待ちません。待っている間に、他のお客さんがどうやってオーダーして、どうやって支払っているのかをチェックしたりします。
奥の鉄板で焼いて、手前で切って、胡椒を振って、手際よくお客さんに渡していきます。
これが葱油餅。小麦粉の生地にそぼろや葱を入れて揚げ、しっかりめに胡椒その他の調味料をふったもの。チヂミにも似た美味しさです。台湾の葱は甘くて美味しい。カリカリとした食感を楽しむために、熱々をいただきましょう。
次はすっごく気になったこちらへ。
鴨血!
恐ろし気な名前ですが、台湾のローカルフードなんだそうです。
名前の通り鴨の血を固めたもの。スペインにも豚の血のソーセージがありますし、いろんな地域の人が使おうと思いつく食材なのかもしれません。
見た目はレバー。血だからと言って鉄分ぽい味がすることもなく、クセが全くないです。柔らかい水切り豆腐みたいなこんにゃくみたいな。レバーより全然食べやすい。いや、すっごく美味しい!魚の団子も入っていて、ちょい辛のスープにはいいお出汁が効いてます。
いやいやいや、食べてみるもんです。ハマりそうです。
こんなところで食べます。お店の人が仕込みをしているところや、他のお客さんが何を食べているのかを観察するのが楽しい。
次にチャレンジしたのは、台北の士林夜市で食べて美味しくてハマった臭豆腐。
このお店はハズレでした。見た目美味しそうなんですが、豆腐がパサパサでタレは味が薄すぎ。残念。
台湾と言えばのタピオカミルクティーも買いました。
タピオカが激甘。「甘さ少なめで!」とお願いする言葉を覚えていくのを忘れたので、出されたまま、粛々といただきました。
もっといろいろ食べたかったのですが、この日のお昼が遅かったのと、最初に食べた葱油餅がお腹の中でふくれてきたので、この辺で引き上げることにしました。
夜市はどこも中心部からちょっと離れているので、行きも帰りもタクシーが便利です。花園夜市では入口近辺にタクシーが列をなしていたので、難なく捕まえられました。
夜市に行く際の注意点をいくつか。
多少汚れてもいい服で、汚れてもいいスニーカーで行きましょう。食べ歩きで他人の食べ物が接触することもありますし、自分でやっちゃうことだってあります。イスやテーブルがキレイとは限りません。サンダルは踏まれた時のダメージが大きいです。あと、意味不明に濡れている場所を歩くのに勇気が要ります。
カードは使えませんので、お金は小さく崩しておきます。素敵なお財布はホテルのセーフティボックスに置いていきましょう。
いろいろ油っこいので、ウェットティッシュをお忘れなく。