Portrait & Travel Photographer / Engineer
Gaku
平日仕事の傍ら、週末写真家として楽しんでいます。 写真も機材も大好き人間です。普段はポートレートがメインですが、旅行や日常写真を中心に展示活動を続けています。 この写真生活手帖でも、旅行記を中心に執筆していく予定ですのでよろしくお願いします!
instagram:@ig_water
旅のこと
20.07.17
以前別のサイトでまとめたフィンランド旅行記(2017)ですが今回はその時と違う視点で書きたいと思います。
皆さんフィンランドって聞いてどんな印象を持ちますか?
ムーミン、マリメッコ、サンタクロース、サウナ、ベリー、寒い、白夜、オーロラ・・・いろいろありますがちょっと地味な印象は拭えません。
も写真を撮る人なら楽しめる光景がそこにはあるのです。
この旅で僕が行ったフィンランド、そして足を伸ばしてお邪魔したエストニア、それぞれお伝えできる場所は国全体からしたらほんの一部でしかないのですが、この記事を読んだ方が行こう!と思ってくれれば嬉しいなと思います。
今回の旅行は僕にとっては10年ぶりの海外でした。地味な印象と言っておきながら、フィンランドを旅先に選んだのは3つの理由からでした。
1・友人が撮ったフィンランド写真に触発された
2・リーズナブル
3・治安の良さ
実はムーミンやサンタクロースにはあまり興味がないのです(少し嘘をつきました。プレゼントをくれるサンタさんはいつでも大歓迎です)。それよりも周りの友人達が撮った写真をInstagramや展示で見るたびに、素敵なところだなぁ、いつか行きたいなぁと憧れが強くなっていたのが一番の理由です。
そして第二の理由、メルカトル図法の地図ではなく、地球儀で日本とヨーロッパを結んでみてください。フィンランドは他のヨーロッパ諸国に比べると日本から近いのです。ドイツやイギリスまでは12時間ですが、フィンランドは10時間なんです。時間が短いイコール航空代も安くなるので旅行費用が抑えられるのも大きな魅力です。フィンランド空港(ヴァンター国際空港)は他のヨーロッパに向けてのハブ空港としても有名です。
あと、久しぶりの海外旅行もあって、治安の良さも重要でした。慣れていない土地での移動中にスリにあったら泣けますし、ぼったくりにあったら悲しいですからね。ほぼキャッシュレス決済で現金を持ち歩かなくていいというのも海外旅行初級者にとっては安心です。
と理由と共に出発した旅行記をはじめて行きたいと思います。
旅のはじまりってワクワクしますよね。それも空港って時点でテンションは準備万端整います。
機内には母国へ帰る方がたくさん乗っていて、あぁ僕もフィンランドに行くんだなと感じます。そしてこのくらいの年齢のお子さんは可愛いですよね。天使です。
見知らぬ異国の地に降り立ってからは、ほんの少しの不安と大きなワクワクを抱えて写真を撮り歩きます。空港もお店もどこか洗練されているというかお洒落なんですよね。撮っていて気持ちがいいです。
余談ですが、僕の一押しお菓子はFAZERのチョコレートです。日本の芸者:Geishaを商品名にしていたりします。どれもオススメなのですが、僕個人としてはストロベリーの果実がこれでもか!と詰まった板チョコです。
FAZERのチョコレートは、フィンランド以外では個人輸入くらいしか手段がなかったのですが、最近日本でも購入できるようになりました。埼玉、飯能にあるmetsaで取り扱いをしています。残念ながら板チョコの取り扱いはないのですが、FAZERのチョコレートが気になる方、是非一度買ってみてください!
※2019年にもフィンランドに行っているのですが、免税対象になるくらい買って帰りました。お勧めです。2019年の話はまた後ほど。
ヴァンター国際空港からヘルシンキ中央駅に向かうには電車を使います。環状線のような作りなので、時間の差はあれど左右どちらに乗っても大丈夫です。山手線のお洒落版のような感じですね。日本の大都市ほど路線が多くないというのもありますが、シンプルで分かりやすい案内表示板ですよね。
ヘルシンキ中央駅のホームは屋根がガラス張りなので開放感がすごいです。この日は曇りでしたが、晴れた日の光の降り注ぐ様子を想像するだけで期待が高まります。そしてフィンランドは駅のホーム出入り自由なので、これも写真を撮る人にとっては嬉しいですよね。
フィンランドをはじめ北欧諸国は物価が高いイメージがありますよね。僕もそう思っていました。でも食料品や生活必需品に関しては、日本価格と大きく変わりません。外食するとそれなりにかかるのですが、パンや惣菜を買って帰ったり、材料買って簡単な料理ができる宿泊施設に泊まれれば食費は割と抑えられると思いますよ。
中心地から少し離れた街もシンプルです。国としての方針も大きいと思いますが、ザインに対する意識が日本と大きく違うなと感じます。
と言うところで今回はこの辺で。次の日は市街の観光地を巡ります!
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