暮らしのこと

20.12.25

テーブルに写真を飾る~記憶に残る食卓に

粟村 千晶

粟村 千晶

ステイホームが定着しつつある今年。クリスマスや年始は自宅で過ごす方が多いのではないでしょうか。
外出できない分、自宅での食事を充実させたい。その際、メニューにこだわるだけでなく、小物でテーブルの雰囲気を変えてみませんか。私が時々やるのは、自分が撮影した写真でカードなどの小物を作ること。

粟村千晶・テーブルに写真を飾る~記憶に残る食卓に

例えば、クリスマスならオーナメントを撮影した写真を各自のテーブルに置いて席札にしたり、裏にメニューを書くだけで、外食気分を味わうことができます。
また、好きなデザインの小物や服の生地を撮影するのもおすすめです。今回はスカートの生地をアップで撮影してランチョンマットにしました。同系色のうつわと合わせて、華やかな雰囲気に。

粟村千晶・テーブルに写真を飾る~記憶に残る食卓に

下の写真では、ペイズリー柄のフォトフレームの写真を巻きつけてナプキンリングにしました。内側にメッセージを書けば、ゲストに喜ばれそう。いずれも紙なので、汚れを気にすることなく使い捨てできるのでパーティにおすすめです。

粟村千晶・テーブルに写真を飾る~記憶に残る食卓に

写真を活用するメリットは、何といっても簡単な事。手作りやDIYが苦手な私のような人も撮影した写真を印刷するだけなので、とっても簡単! しかも家のプリンタでできるので、思い立ったらすぐできます。さらに、被写体も家にあるものなので、特別な準備もいりません。

私は、コートの裏地やクッションカバーなど個性的なデザインのものを時々撮影しておきます。インテリアを少し変えたい時に、プリントしてフレームに入れるだけで部屋のアクセントになります。

粟村千晶・テーブルに写真を飾る~記憶に残る食卓に

レースの敷物を撮影してシルバーのフレームに入れただけ。ちょっと高級な?感じがしませんか。

クリスマスやイベント用にグッズを買うのもいいのですが、ひと手間加えた手作りのものがあると、記憶に残る食事になります。

テーブルコーディネートでは、テーブルに飾る、小物を「トーキンググッズ」といいます。トーキンググッズとは、「会話のきっかけになるもの」という意味。季節や食事のテーマにあう小物があることで、誰からともなく話が始まり、初対面同士でも打ち解けることができます。

自宅での食事に写真を加えてみませんか? 自分で撮影した写真で作るオリジナルグッズがあれば盛り上がりそう。家族やペットの写真を何枚か並べるだけでも素敵ですよ。ぜひ試してみて下さいね!

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この記事を書いた人

うつわスタイリスト

粟村 千晶 CHIAKI AWAMURA

うつわ好きが高じてテーブルウェアスタイリストの資格を取得。その知識を生かして食器専門メディア「TABLE LIFE」(https://table-life.com/)でコラムを執筆しています。洋服を選ぶように、うつわも季節や色を意識して選ぶと楽しい! うつわ選びや組み合わせのコツなど、暮らしを楽しむアイデアを発信していきます。

WEBサイト:tablestyling.amebaownd.com

instagram:@awamurac