食べること

20.11.13

蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

シカノ ミエ

シカノ ミエ

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

蔵前が東京のブルックリンですって!?

最近はブルックリンが蔵前に、いや蔵前がブルックリンに似てるといわれているらしいです。ブルックリンといえばおしゃれタウンニューヨークのダウンタウン、一方蔵前といえば東京の下町・台東区にあるのです。にわかに信じられません。似てるんでしょうか、本当に。

アーティスティックなウォールペイント、路上パフォーマー、古い工場や倉庫などをリノベーションしたカフェやアートスペース、サードウェーブのコーヒー、マイクロブリュワリーのクラフトビール。思い付く限りのブルックリンからイメージするおしゃれっぽく聞こえるワードを並べてみましたが、蔵前に…ある?

検証すべく、蔵前散歩の開始です。ブルックリンぽさを感じるものを見つけていきます。主にカロリーの摂取です。ちなみにわたしがブルックリンに行ったことがあるかどうかは不明。ニューヨークにはその昔行ったことがありますが、ブルックリンの地を踏んだかどうかは覚えてない。まあ、ちょっとくらい間違いがあっても、どうせ今は現地に行けないので問題はありません。

明日の朝食問題を解決

地下鉄の駅から地上に出てすぐのところに早速、第一ブルックリン発見。小さなかわいいお店 ”Daily’s Muffin”。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

ショーケースからすでに美味しさが約束されている匂いがしてきます。ぷっくりとかわいらしいマフィンです。これはまごうことなきアメリカの味。ここは店内で食べられないので、明日の朝食用に買います。早く買わないと売り切れてしまうので、荷物になるけど先に買っておくのがお勧めです。

甘いマフィンの他に、しっかりとした食事になるしょっぱい系のマフィンもあるのが嬉しい。しかも、家で作るような大きな具がゴロゴロしてるのがありがたい。種類もたくさんあるので、選ぶ時間も楽しめます。

ところで、英語で、muffin topというと、何を指すかご存じですか?わたしのmuffin topもなかなかのものなのですが。
答えは、ジーンズからはみでたお腹の肉でした…。ぷにぷに。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】
Daily’s Muffin

本場にバーガー

大通りから一本裏に入ったところに、第二ブルックリン発見!(鬱陶しいのでもうやめます…)人気のハンバーガー屋さん”McLean”に入ってみます。1号店はウッディーで温かみのある雰囲気、2号店はモダンで無機質な感じの店構えです。今回は2号店で。
メニューに”ニンジャテリヤキバーガー”なんてあるのが堪らない。アメリカではNinjaは人気がありますからね。けれど、”ハッピーベリークリームバーガー”というインパクトある文字を見てこちらに挑戦。飲み物はもちろん、クラフトビールで。グラスもかわいい。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

飲んでいるうちにドドーンと運ばれてきたバーガー。厚みに一瞬ひるみますが、紙の袋に包んでかぶりつきます。ハンバーガーにベリー!!?と思ったけれど、スパイスをきかせたベリーのソースとクリームチーズはこんがり焼けたパテにとっても合っていて美味。
かなりアメリカンなお店ですが、唯一、難があるとすると、付け合わせのポテトの量でしょうか。アメリカだとこの3倍はあるし、わたしも3倍はペロリといけます。あ、それでか、muffin top。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】
McLean -old burger stand-

古いビルの間をさまよう楽しみ

蔵前は、元々問屋街。そのせいか目に映る街自体には灰色の濃さを強く感じるんだけど、倉庫やビルも時代がついていて、そこが面白いのです。レトロビルの意匠って、凝ってるんですよね。
そして、ビルの前にちょこんと出ている看板にひかれて古い階段を上っていくと、かわいい雑貨屋さんがあったり、器屋さんがあったり。思い切ってドアを開けると、急に違う世界が広がっているのが面白いです。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

レンガと石造りの渋いビルには渋い暖簾。ローマ字の表記にブルックリンを感じながら(しつこい)暖簾をくぐったところ、こちらは日本茶のお店でした。
こだわりの無農薬のお茶を少量から購入できます。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

秘密にしておきたい魅惑のコーヒー

コーヒーはこのところサードウェーブというのが流行りだそうで、それがどういうことかというと、ざっくりいえば素材にこだわったハンドドリップのコーヒーのことだそう。蔵前にもこだわりのコーヒー屋さんはたくさんあるのですが、その中でも特に他の場所で出会えなそうな素敵なお店を紹介…しようかしまいか悩むなあ。本当に素敵なんです。秘密にしておきたい。自分だけの特別な場所にしたい。ああ、でも。すでに人気があるところなので、共有するのがここは筋でしょう。
コーヒーに詳しくないわたしが、美味しい!と思ったコーヒー。それにあったチョコレートも一緒に頼むこともできます。”蕪木”。
店内の写真撮影は不可なのですが、空間そのものもコーヒーを美味しくしている、そんな場所です。コーヒーは写真を撮ってもいいとのことですが、ここはあえて載せないでおきます。どうぞ極上のコーヒーの味と店内を想像してみて、そして機会があったらぜひ訪れてください。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】
蕪木 (住所は蔵前じゃなくて、台東区三筋です…)

蔵前はブルックリンだったか

さて、お腹が満たされたので、今回の散歩は終了。味覚の上ではブルックリンを味わえたような気もします、かね。

でも歩いていてアーティスティックなところはついぞ見なかったぞ、と思っていたら、急に現れた謎の人の顔。なんだと思います?
公衆トイレです、これ。いや、ちょっと驚き。遊び心があっていいですよね。

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】

実際のところ、蔵前の人はブルックリンに似てるって言われても、へえ~くらいの感想しかないみたいですね。でも、こじつけだとしても、こういうテーマを持っての散歩もなかなかオツだと思います。

それでは、東京のブルックリン橋、ではなく、厩橋からさようなら。
下に見えるのはイーストリバーではなく隅田川。ビル群はマンハッタンではなく、浅草です。

(現在ブルックリンは治安がかなり悪化しているようなので、早く落ち着きを取り戻して欲しいです。)

シカノミエ・蔵前にブルックリンの味を探して【Yummyな下町散歩】
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この記事を書いた人

散歩好き

シカノ ミエ MIE SHIKANO

東京の下町在住。 ひまがあれば美味しいものを求め、下町をウロウロしながら、 古い扉の奥に広がっている世界に思いを馳せ、新しいお店の可能性にときめき、 頭上の街灯を写真に収め、塀の上と車の下の猫とにらめっこしている。痩せる暇がない。

instagram:@m_n_deerfield