はじめまして。
フリーランスで撮影や講座の仕事をしている宇野真由子と申します。
これから、写真と自分というゆるいテーマでつらつらと書いていきたいと思っています。よかったらお付き合いくださいませ。
早速ですが、今回は撮影という仕事について書いてみます。
私が撮影の仕事をはじめたのは、NADAR/OSAKAに勤めていた20代後半。
副業として結婚式の撮影からスタートしました。
実はそれまで、カメラマンになる気はさらさらなかったんです。
なぜならビビリだったから・・。
だって要求に合わせた写真を撮るって、怖いじゃないですか。
撮れなかったらどうするの?当時はフィルムなので撮り直しもできないし。
あと、好きでもないものを撮るなんてつまらない!
そんな風にしか思ってなかったです。
なのに、なぜカメラマンになったのかはこちらを見ていただくとして、撮影業で生活するようになって早くも14年が経ちました。はじめてから3年目くらいでようやく楽しくなり、今はやりがいを感じております。
仕事の写真は誰かからの依頼があって撮るものなので、依頼主が納得するものでなければいけません。
どういう写真を求めているのかを汲み取り、目的に合わせて撮っていきます。
そして写真はWEBやチラシに使われる素材でしかないです。
なので、自分の写真に思い入れがありすぎる人、割り切れない人は、撮影を仕事にしない方が幸せなのかもしれません。
一方、趣味の写真は自分のためだけのもの。どこまでも自由です。
だから誰の目も気にせず、時間も気にせず撮ります。ピントだってボッケボケ~。
こんなの仕事で出したらアウトですよ(笑)
「カメラマンのくせに普段の写真は下手だな」なんて・・思われてもいいです。
私の中ではそれくらい、趣味の写真と仕事の写真は全くの別物。
そんなお話でした~。
※ちなみにこの写真は噴水の底を撮りました。仕事の待ち時間に。