写真のこと

21.02.25

これから写真を始めたい人や、初心者にオススメ! 「カメラメーカーサイトの楽しみ方」

写真生活手帖編集部

写真生活手帖編集部

カメラメーカーのサイトって、機材のことを知りたい時や、修理などサポートを受けたい時くらいしか見ない人も多いと思います。でも、実は写真を楽しむためのコンテンツが沢山用意されているんですよ。

しかも、各メーカーさん、工夫を凝らしていて、とても分かりやすくて親切なんです。

・シャッタースピードや絞りなどの写真の基礎的なことを学びたい
・風景写真、ポートレート等、自分が撮りたいジャンルに特化した情報が欲しい
・他の人が、どんな風に写真を楽しんでいるのか知りたい
・写真で仲間を作りたい

こんな感じの、これから写真を始めたい人や、初心者にオススメにピッタリなんです。

ただ、あまりにたくさんの情報がありすぎて、自分が知りたいコンテンツにたどり着くのに時間がかかるのが難点。。

そこで、写真生活手帖編集部がナビゲートいたしますね!

今回は、その第一弾。 ニコンさんのサイトです。

私が、メーカーサイトの楽しさ・凄さに気付いたのは、このニコンさんのページでした。
初心者の人に説明するのに、良い資料がないかなぁとネット検索していて出会いました。
そのわかりやすさときたら!

>ニコンイメージング
https://www.nikon-image.com/

カメラを買ったけど、説明書ではちんぷんかん

趣味として「写真」を楽しんでみようと思ってカメラを買ってみたものの、説明書をみてもさっぱりわからなくて、、。
そんな人にオススメなのが、こちらのコンテンツ「Enjoyニコン」

トップページから、「Enjoyニコン」→「フォトテクニック」とクリック して進んでください。

初心者なら、以下の順番で見ていくと良いと思います。

1、デジタル一眼レフの基礎知識
2、カメラレッスン
3、レンズレッスン
4、好きな写真の「撮り方」レシピ

1、デジタル一眼レフの基礎知識
カメラの構造やシャッタースピード、絞りのことが、アニメーションで分かりやすく解説されています。撮る前の知識として、ぼんやりで構わないので頭に入れておくと、今後の学びが楽しくなりますよ。そして、いつかここで得た知識が繋がって、「なるほど!そういうことだったのか」となること、間違いないですよ。

写真の基礎的なことが網羅されてます
わかりやすいアニメーション付き

2、カメラレッスン
ページトップが、ちょっと分かりにくいですが、迷わずバックナンバーへ飛んでください。カメラの構え方から、ピントの合わせ方等、実際に操作しながらやってみるといいと思います。カメラの構え方なんて、あえて学ぶことでもなさそうですが、ちょっとしたtipsで、あなたもカメラマンに!

3、レンズレッスン
ここも迷わずバックナンバーへ。画角やレンズ特性、マクロレンズや魚眼レンズについても知ることが出来ます。ここでイチオシは、
Lesson22の「集合写真の撮りかた」です。会社や家族のイベント時の撮影にとても役に立ちますよ。

4、好きな写真の「撮り方」レシピ
このページは、ほぼ風景写真しかないのが残念です。ただ、作例には細いデータ(使用レンズ、焦点距離・絞り値・シャッタースピード・露出モード)や撮影時のポイントがイラストで解説されているので、初心者には参考になると思います。

「>記事を見る」をクリックするのを忘れずに!

写真が楽しくなってきたら

カメラと仲良くなって写真が楽しくなってきたら、今度は「Enjoyニコン」→「フォトライフ」へと進んでみてください。

ここのオススメは、「てくてくカメラ」です。ナビゲーター役の方と一緒に写真散歩する感じになっています。いろんな場所に出かけていて、いろんなシチュエーションの写真を見ることが出来ます。もちろん、撮り方のヒントもありますよ。でも、何より「今度、どこに遊びに出掛けようかなぁ」という時に、とても参考になることです。これはもうオンライン・ロケハンですね!

紹介されている行き先と目的は、こんな感じです。

  • ・早春の伊豆高原で絶景と生きものに出会う旅
  • ・スイーツを味わい老舗ホテルをめぐる、大人の赤坂・街さんぽ
  • ・再開発進む渋谷でスタイリッシュな空間と夜景を満喫
  • ・湾岸風景と市場にグルメ、目にも舌にも満足の豊洲埠頭散歩
  • ・秋の大山で絶景と自然の恵みを楽しむハイキング

中級になる前に、知っておくべきこと

中級になる前に、知っておくべきこと。それは実は写真を整理する方法だと思います。

る×まとめる×作る 写真のある生活」ページの「写真整理」を見てください。

写真が楽しくなって、いろんな場所にお出掛けすると、いつのまにか写真がいっぱい。
あの時のあの写真、どこにやったかなぁ。。なんて事にならないように、最初の段階で写真整理方法を決めておくことをお勧めします。

さらに、このページでの注目ポイントは、「撮影シーンポイントガイド」です。
ここでは、子どもの日常、猫のいる生活など、日常のシーンを撮るヒントを教えてくれます。

撮った写真でなに作る?

写真を使って、プレゼントボックスや、アコーディオンブックを作ったりできるんです。自分のお気に入り写真で出来るところがいいですよね。世界にひとつだけのもの。大切なあの人にプレゼントするのもいいですよ。

家族で楽しむ

1台のカメラを楽しむ。家族の中でカメラを楽しみ人がいると、他の家族も興味が湧いてきます。そんな時、役に立つのが、この「ファミリーフォト」ページ

冒頭の文章から、
〜東京のとある街に、写真が大好きな仲良し家族が暮らしていました。それぞれのスタイルで写真を楽しむ一方で、上手く撮れないこともしばしば…。もっと写真を楽しみたい、上手になりたい、そんな家族の写真撮影奮闘記を通して様々なフォトテクニックを紹介します。日向家のフォトストーリー、どうぞお楽しみください。

お母さん以外、家族全員、カメラを持ってるとか、設定にちょっと無理がありますが、そこはご愛敬。。それぞれのアルバムには、いろんなシチュエーションでの写真が掲載されていて、撮り方のヒントやカメラの設定方法が解説されています。

例えば、長男:日向 瞬のアルバムの中にクールな雰囲気のストリートスナップを撮る」というのがあるのですが、ここでは、
クールに撮れるピクチャーコントロールの設定を教えてくれます。(カメラは当然ニコンですが、)

また、長女:日向 ひかりのアルバム「おしゃれでステキな家族写真を撮る」では、家族写真の撮り方のヒントがわかりやすく説明されています。

Step1 グッとステキになる、家族写真の撮り方ポイント
Step2 家族写真は明るく、ピントを合わせて
Step3 家族写真のステキな撮り方アイデア

いかがでしたか?

写真の知識は、すぐには理解できなくても、写真を楽しんでいるうちにきっとわかってきますよ。自分の理解具合に合わせてサイトを楽しんでくださいね。

今回はニコンさんでしたが、他のメーカーさんもそれぞれの楽しみ方があるのでこれからもご紹介していきたいと思います。
次回は、ペンタックスさんをご紹介する予定です。お楽しみに。

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この記事を書いた人

写真生活手帖編集部

いまの暮らしに、+写真「写真生活手帖」の編集部です。 暮らしをちょっと楽しくする写真生活の提案をしていきます。