お正月だけじゃもったいない 重箱を日常的に使ってみよう
重箱というとお正月や運動会にだけ使う、特別なうつわというイメージがありませんか。年に1、2回しか出番がないわりにスペースを取るので、持っていない方もいるかもしれません。
しかし、重箱を深さのある「入れ物」ととらえれば、いろいろな使い方ができます。しかも、ふたがついているので、衛生的で食品保存にもぴったりです。
今回は、私が実践している重箱を日常に使うアイデアを紹介します。
うつわとして使う
重箱を一段ずつばらして、普通にうつわとして使います。重箱は3~5段で20㎝前後の商品が多いので、家族1人分のおかず用や取り皿にもなります。
私は、ミニサイズのブルーの重箱に苺サンドを盛り付けてみました。最近はカラフルなものも増えているので、洋食やスイーツにも気軽に使うことができますよ。
また、いつものおかずを重箱に詰めるのもおすすめです。おにぎりや卵焼きを重箱に入れるだけで、少しかしこまった雰囲気になります。角型の重箱は空間を仕切りやすいので、色々なおかずを詰めるのに便利です。市販のお惣菜を重箱に入れ替えるだけでも豪華に見えるので、急なおもてなしにもピッタリ! 何より蓋付きなのでサプライズ効果もありますよ。
収納グッズとして使う
重箱は深さがあるため、収納量があります。私は使わないときはお正月用の箸置きなどを入れています。
重箱は中身が見えないので、出したままでもOK。見せる収納グッズとして、そのままでもインテリアになります。お正月やひな祭りの時期は、そのままリビングの棚の上に置いて飾っておくこともあります。モダンな柄なら、洋室でも違和感がありません。
フラワーボックスとして使う
私が時々やるのが、お花を生けること。花が詰まったお重はギフトボックスのよう。テーブルに並べるだけで華やかになりますし、お花を変えれば、1年中楽しむことができます。何より特別な技術は不要なので、ステイホーム中のプチ模様替えとしておすすめです。
また、お花の代わりに、オーナメントを入れてクリスマスの食卓に飾ったこともあります。キラキラとしたものがあるだけで、空間がパッと明るくなります。
今回紹介したアイデアは、どれもすぐにできる簡単なものばかり。重箱を食器棚の奥に眠らせたままではもったいないですよ。
お正月以外にも出番をあたえて、食卓の「スタメン」として使ってみて下さいね。