うつわスタイリスト
粟村 千晶 CHIAKI AWAMURA
うつわ好きが高じてテーブルウェアスタイリストの資格を取得。その知識を生かして食器専門メディア「TABLE LIFE」(https://table-life.com/)でコラムを執筆しています。洋服を選ぶように、うつわも季節や色を意識して選ぶと楽しい! うつわ選びや組み合わせのコツなど、暮らしを楽しむアイデアを発信していきます。
WEBサイト:tablestyling.amebaownd.com
instagram:@awamurac
写真のこと
21.05.19

どこの家にも1つはあるフォトフレーム。家族写真やお気に入りのポストカードなどを入れるのがふつうの使い方ですよね。
私も、写真やポスターをフォトフレームに入れてインテリアとして飾っています。季節や気分によって飾るモノを変えたいので、いろいろなデザインのフレームを10個くらい持っていますが、実際に出しているのは2,3個程度。そこで、しまっているフォトフレームを写真を飾る以外にも使いたいと思い、いろいろ試してみました。
今回は、身近にあるフォトフレームをふだんの生活で使うアイデアを紹介します。模様替えは大変だけど、ちょっと部屋の雰囲気を変えたい、いつもと違う感じで食事をしたい、そんな時にフォトフレームが意外と使えます。皆さんも自宅に眠っているフォトフレームを出してみてはいかがでしょう。

A4サイズ以上のフレームはトレイとして使えます。B4サイズなら、ランチョンマットとほぼ同じサイズ。1人分の食器を並べたり、紙やペーパーナプキンを敷いてスイーツやパンなどを載せるとカフェ風のコーディネートが楽しめます。
写真はこげ茶色にペイントしたフレームに、アンティーク風の美濃焼のうつわをあわせました。古びた雰囲気に鮮やかなロールケーキが映えますね。

同じフレームにアンティークの楽譜を入れて、ガラスのうつわを並べてティータイムのセッティング。ガラスを使うことで下に敷いたものが透けるのがポイント。英字新聞やラッピングペーパーなど入れるものを変えれば、いろいろ楽しめます。

また、鏡をフレームに入れてミラートレイにするのもおすすめ。上にのせたものが鏡に映り込むので、見せたいものを目立たせるのに効果的です。
ふだん使うアクセサリーや時計などを置くだけでも素敵ですね。

フォトフレームの枠を花器にのせるだけ。フレームがシンプルなガラスの花器をふちどり、一気に豪華になります。生けるお花にあわせてフレームの色やデザインを変えるのもいいですね。

もう過ぎてしまいましたが、イースターのデコレーションに使ったこともあります。枠があることで、転がってしまう卵のオブジェを1か所にまとめて飾ることができます。クリスマスの球体のオーナメントを飾るのにも使えますね。
今回は、写真好きなら必ず持っているフォトフレームを簡単に暮らしにとり入れるアイデアを紹介しました。自宅で過ごす時間が長くなった今だからこそ、身近なもので食卓や部屋の雰囲気が変えてみませんか。
うつわスタイリスト
うつわ好きが高じてテーブルウェアスタイリストの資格を取得。その知識を生かして食器専門メディア「TABLE LIFE」(https://table-life.com/)でコラムを執筆しています。洋服を選ぶように、うつわも季節や色を意識して選ぶと楽しい! うつわ選びや組み合わせのコツなど、暮らしを楽しむアイデアを発信していきます。
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