自分が動けば世界は変わる
・自分が撮りたいもののことをちゃんと見ていますか?
・その背景にあるものが見えていますか?
・撮りたいものと背景の関係に注意していますか?
この3つは写真にとって、とても重要な要素です。
私は物事には、必ずきれいなところがあると思っています。必ずです。私が撮りたいものはきれいなものです。
被写体が人でも花でも、切り詰めて切り詰めてきれいな1本の線にしたいと思っています。
そのために、自分が動いて被写体と向き合う角度、距離、時間を大切にします。そうすることで、ようやく1枚の写真が完成するのです。
小学生の頃、変なもの、集めませんでした?
例えば瓶の蓋だけとか。そのもの集めてどうするの??みたいなもの。最初から全国の瓶の蓋をコレクションして有名になってやろう!なんて思って集めるわけじゃないですよね。
なんだか、気づいたら、たくさん集まってた。これどうしよ?
じゃぁ、全国の瓶の蓋を集めてみようか!になる。気づいたら瓶の蓋が数百種類になってた!!これこそが、本当に好きってことなんじゃないかと思うんです。
好きなものをとにかく撮ってみる、撮り続ける。そこから考えてみませんか?
写真を撮る事は行動することです。
写真は、シャッターを切らないと写りません。
これは、宝くじは買わないと当たらないのと同じくらい当たり前のこと。始めなければ始まらない。行動をしないと現実になりません。
頭の中でどれだけ傑作を空想していても実際に写真にしないと、世の中に出て行きませんし、誰とも何とも繋がっていかないのです。
だから頭で考えるより、まず行動です。後は、行動しながら考えればいいのです。撮っているうちに、自分の写真の確信やスタイルが見えてきます。
自分が動けば、自分の周りの世界は必ず変わっていくことを覚えておいてください。