暮らしのこと

22.12.29

いつものうつわで大丈夫 お正月のうつわづかいのアイデア

粟村 千晶

粟村 千晶

粟村千晶・お正月のうつわづかいのアイデア

今年も残すところあとわずか。久しぶりに集まって年末年始を過ごす方もいるのではないでしょうか。

 集まりの主役はなんといっても美味しい料理ですが、食卓の見た目にもこだわりたい! そんな方におすすめなのが、いつものうつわを使いつつ、小物やテーブルクロスで変化をつけること。

今回は、お正月用やおもてなし用のうつわを買わずにできるアイデアを紹介します。

背景を変える ~ 布1枚で食卓がガラッと変わります

粟村千晶・お正月のうつわづかいのアイデア
↑うつわとリースはクリスマスで使ったもの。テーブルクロスを赤から白にチェンジ。

 食卓の見た目を変える1番効果的な方法は、テーブルの背景を変えること。テーブルの表面をおおっている、テーブルクロスを変えることで全く違う食卓に見えますよ。

 テーブルクロスがない場合は、大判の和紙やラッピングペーパーなどでもOK。テーブルで一番多い「色」が変わることで、うつわの見え方も違ってきます。

小物を変える ~ アクセサリーを選ぶように小物使いでアクセント

粟村千晶・お正月のうつわづかいのアイデア

食卓の雰囲気を変えるには、小物を変えるのもおすすめ。同じ服でもアクセサリーを変えると違った印象になりますよね。同様に、うつわは同じでもあわせる箸置きやナプキンリングなどを変えるだけで、いつもと違う食卓に見えますよ。

水引をナプキンリングにすることで、お正月らしさを感じますね。

うつわの使い方を変える

粟村千晶・お正月のうつわづかいのアイデア

レンゲは麺類やスープをすくうものと思っていませんか。先の部分に食材をのせれば、前菜用のうつわに早変わり。

そのほか、ティーカップにスープやデザートを盛り付けても素敵です。

 このようにいつものうつわも使い方を変えることで、おもてなしにも十分対応できます。来客用にしまっているうつわの活用法としてもおすすめです。

 年末年始は、大掃除に年賀状の準備などやることがてんこ盛り! おもてなしの準備に時間をかけたくない、そんな時には今あるうつわにアイデアをプラスして乗り切りましょう。

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この記事を書いた人

うつわスタイリスト

粟村 千晶 CHIAKI AWAMURA

うつわ好きが高じてテーブルウェアスタイリストの資格を取得。その知識を生かして食器専門メディア「TABLE LIFE」(https://table-life.com/)でコラムを執筆しています。洋服を選ぶように、うつわも季節や色を意識して選ぶと楽しい! うつわ選びや組み合わせのコツなど、暮らしを楽しむアイデアを発信していきます。

WEBサイト:tablestyling.amebaownd.com

instagram:@awamurac