写真生活手帖編集部
いまの暮らしに、+写真「写真生活手帖」の編集部です。 暮らしをちょっと楽しくする写真生活の提案をしていきます。
写真のこと
21.03.23
カメラメーカーのサイトって、機材のことを知りたい時や、修理などサポートを受けたい時くらいしか見ない人も多いと思います。でも、実は写真を楽しむためのコンテンツが沢山用意されているんですよ。
ただ、あまりにたくさんの情報がありすぎて、自分が知りたいコンテンツにたどり着くのに時間がかかるのが難点。。
そこで、写真生活手帖編集部がナビゲートいたします。
実は、編集部・林が立ち上げの際から関わらせて頂いているのが、ペンタックスさんのサイト「PENTAX official」です。
ペンタックスさんのサイトの特徴は、あえて初心者向けの絞りやシャッタースピード、ISO等の基礎知識の説明ページがないところです。どちらかと言うと、機材愛に溢れた感じです。
では、初心者には向かないかと言えば、決してそうではありません。
PENTAXを愛する社員(社内PENTAXIAN)が、PENTAXを愛してくださっている皆さん、これからPENTAXに出会うであろう皆さんのために、写真を学び、楽しんでいただけるよう、このサイトを立ち上げました。(サイトより抜粋)
そうなんです、見て、読んで、参加する。
写真を始めたばかりの人や、初心者に必要なのは、なにも写真の基礎知識だけではないはずです。たくさんの写真を見ること、先人(カメラマン・専門家)の想いを読むこと、そして自分自身が参加することだと思います。
・PENTAX道場(結果)
・We are PENTAXIAN(発表)
・写真家の思点
・写真展情報
・とっておきPhoto+
ここでのオススメは、「写真家の思点」です。
いわゆる作例ではなく、写真家さんの作品を見ることが出来ます。これは非常に大切なことです。作品の中に、自分が共感出来るものがあれば、それをヒントに自分の写真の道を歩いていけばいいのです。
多くはインタビュー形式なので、掲載されている作品について深く知ることが出来ると思います。
難しく考えなくても大丈夫です。
最初は、写真って、こんなにもたくさんのジャンルがあるんだなぁとか、いろんな写真家さんがいるんだなぁと見てるだけでオッケーです。
いつか、自分の知識や経験がその写真と繋がる時が来るまでは。
もう一つのオススメは、「とっておきPhoto+」です。
ここの写真は、ユーザーさんの投稿写真が掲載させています。プロではなく、一般のユーザーさんだと思うと親近感が湧きますよね。
注目すべきは、掲載されている写真を、機材とレンズで絞り込めることです。
自分が使っている機材や、これから買ってみたい機材がある場合に参考になりますね。
・PENTAXを使い倒せ!
・カメラ片手に〇〇話
・続・知れば知るほどPENTAX
タイトル通りペンタックスユーザーさんなら、とても役立つコーナーです。
しかし、初心者にはちょっとヘビーかも、、
「自分でできる!機材のメメンテナンス」など、初心者の人も読んでおいて損はない記事もあります。
読み物として秀逸なのが、この「カメラ片手にOO話」です。
写真家さんや様々な分野の第一線で活躍されている方々が、カメラと写真を切り口に思い思い書いています。
例えば、佐々木 啓太さんの「ケイタのやってみよう」シリーズでは、露出補正を固定したり、絞りを固定したり、デジタルフィルターを 使ってみたりと、いろんなことへの挑戦を提案されています。
また、こばやしかをるさんの「Today’s Choice」のシリーズでは、“今日はどんな気分?何を選ぶ?”をテーマに写真とカメラの楽しみ方を広げてくれます。デジタルフィルター、オールドレンズ、ホワイトバランスなど。きっと、写真散歩する際のヒントになりますよ。
僭越ながら、編集部・林もコラムを書かせて頂いております。
「カメラは感動増幅機」カメラを持って出掛けると、なんでもない日常が、光の輪郭をもって浮かび上がる。さぁ、今日もカメラを持って出掛けよう。
「切り取りの美学」~広い広い世界を、自分の思い通りに切り取れるなんて最高じゃないか。
ここは、PENTAXを愛するPENTAXIANのためのコーナーです。
カメラの商品企画の担当された方のコラム等があるのですが、その内容がもうPENTAX愛に溢れているんです。そして、それをユーザさんが待ち望んでいる!
話が少し逸れますが、ペンタックスさんは、ユーザーさんとの距離が非常に近いんです。実際にワークショップやイベントに関わらせて頂くと、ユーザーさんと社員さんがとても親しげにお話しされている姿をよくお見かけします。
・PENTAX道場(募集)
・We are PENTAXIAN(募集)
・スクール情報
・イベント情報
・フォトコンテスト
ぜひ挑戦してもらいのが、この「PENTAX道場」です。
コンテストを、道場に見立てて、打倒師範を目指し、作品を投稿するという企画です。師範は、小林義明、瀬尾拓慶、新納翔ハービー・山口、藤里一郎さん他、一線で活躍される方ばかりです。
web上で投稿出来ますし、作品が目に止まれば添削してもらえるので、初心者さんも、ぜひ挑戦してみてください。
いわゆる写真の基礎知基礎というのは少ないですが、写真とカメラを愛する感じが伝わってくるサイトです。
知識はさておき、写真とカメラを好きになる。写真を始める時、始めたばかりの時こそ、必要なことかもしれませんね。
「好きこそ物の上手なれ」
良い写真が撮れたら、ぜひ、PENTAX道場、We are PENTAXIAN、フォトコンテストなどに参加してみてくださいね!