おすすめの本は?と聞かれたら、わたしは、なんと言ってもこの本です。ただ、文字のない写真絵本なので、「読みたいおすすめの本」からは、少し外れるかもしれません。
生きることは、もっとシンプル
日々の生活していると、あれこれと、やらないといけないこと、したいことがたくさんで、頭の中がいっぱいになりませんか?
すると、いつのまにか、もっと努力しないと、もっと頑張らないと、そんなことばかり考えて気分が落ち込んだりして。。
でも、この本を読めば(見れば)、生きることは、もっとシンプルなんだと気付かせてくれます。
ただ生きている
本に登場するのは、草原に一本だけ立つはるにれの大木。
時が過ぎ、季節が巡ります。ただそれだけで、何も事件は起こりません。
ただ生きている。
「ただ生きている」、それだけでいいんだと、この本は、私にそう教えてくれます。
こころのくすり
私にとってこの本は、疲れた時のこころのくすりです。
悩んだり、辛いことがあった時には、この本を取り出して見ます。
そして、見終わったら、目を閉じて、自分のことを感じるようにします。
ただ生きている自分を。
生きていく自分を。
この本が癒してくれる
コロナ禍の今、家で過ごす時間が多いと思います。
もし、頭も心もいっぱいいっぱいになって、苦しく辛くなったら、読んでみてください。
何の事件も起こらない、ただ「はるにれ」が立ってる、この本がきっとあなたを癒してくれると思います。