tocolier(トコリエ)オーナー
mimi
tocolierはhanatoとmimiによる二人組のモノづくりユニット。 「暮らしに寄り添うアート」をコンセプトに、 服と花のアトリエを運営しています。 そんな私たちが日々の暮らしで楽しんでいる季節のパスタや、山旅、お花の事などをご紹介します。
WEBサイト:https://tocolier.com/
FaceBook:@tocolier
instagram:@tocolier
twitter:@tocolier
暮らしのこと
20.08.28
咲いたり、散ったり、伸びたり、蕾がまた咲いたり…。
切り花は日々変化します。
そんな切り花との付き合い方は
・なるべく毎日水を換える事
・茎を切り戻して切り口を新しくする事
・ぬめりのある茎は洗う事
などがポイントとなります。
要は清潔にして雑菌の繁殖を防ぎ、詰まってしまった切り口を新しくして水を吸いやすくしてあげる事が重要です。
花瓶も水換えの時に洗うとより良いでしょう。
花のお手入れは、その花によっても違いますが、例えばある日のクレマチス。
クレマチスの雄しべの先端の葯(やく)が茶色くなり、萼(がく)が反り返ってきます。(ちなみにクレマチスには花弁がなく、花弁にようにみえるところが萼。)
この場合の方法は二通り。
一つは枯れ始めた花を根本から切ります。
他にもまだ蕾などがついている場合、このように摘み取った方が蕾が咲きやすくなります。
もう一つは、散ってしまいそうな萼や雄しべを取ってしまい、元気なところだけ残す方法。無理に引っ張らなくても、もうすぐ散りそうな萼は軽く触れると抜けます。
葯が茶色くなってきた雄しべ。
こちらも散り際になると力を入れなくてもすぐに抜けます。
萼も雄しべも放っておけばそのうち散りますが、茶色くなってきたら取ってしまった方が飾った時にスッキリ見えます。
投げ入れできれいに飾った花も、日々水を換え、茎を切り戻し、また生け直します。必ずゴミが出ますので、ティッシュや新聞を広げたり、キッチンなどの片付けやすいところで作業するのがおすすめです。
切り戻して花が短くなり、バランスも変化していきます。
生きていて、日々様子が変化するのも花の楽しさの一つ。
更に数日後。
小さな器に移し替え、バランスも難しくなりましたが、最後まで頑張って咲いてくれるお花は愛おしい。
小さな蕾が咲いてくれると、それだけで嬉しくなります。
ブルーベリーはあまり変化はありませんが、お手入れもラクでグリーンが目に優しい。
日々変化する同居人(花)と暮らす日常。
ぜひ楽しんでみてくださいね。
花・監修:hanato(tocolier)
文・写真:mimi(tocolier)
カメラ:SONY NEX-6 / OLYMPUS F.Zuiko Auto-S 38mm f/1.8
tocolier(トコリエ)オーナー
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