暮らしのこと

20.12.09

歩いてみる【染織と日々のすきま】

柳川 千秋

柳川 千秋

最近、時間がある時は、ひと駅分歩くことにしています。
そして、気になったものを写真に撮っています。

この日気になったのは、線。囲。枠。
周りを見てみると、いろいろな線の組み合わせがあって面白い。

スマホで撮ってみました。

柳川千秋・歩いてみる【染織と日々のすきま】
囲いの壁。縦線と横線の組み合わせ。
柳川千秋・歩いてみる【染織と日々のすきま】
シャッター。直線の連続。
柳川千秋・歩いてみる【染織と日々のすきま】
錆びた柵。下の方が途切れている。
柳川千秋・歩いてみる【染織と日々のすきま】
側溝にかかってる金属の網。長方形の連なり。

歩きながら、なんとなく織のことを考えていました。
織は直線の組み合わせなので、無意識に直線的なものが気になってしまったのかもしれません。
外に出てみると、制作のヒントになりそうなものがたくさんあります。

外から何かを取り入れること。
視覚的に外から取り入れたものを解釈してみること。

それをそれとして、受け取れるように。
見えるものに、沿うように。

それもいいかなと思いました。

景色を切り取って、帰ってきました。

これから、新しい布をつくっていこうと思います。
さて、どうなるだろう。

3+

この記事を書いた人

染織家

柳川 千秋 Yanagawa Chiaki

1988年神奈川県生まれ。元理学療法士。2016年より染織を学び始める。 糸を染め、機織りをして、着物や帯、小物などを制作している。

WEBサイト:https://yanagawa-chiaki.studio.site

instagram:@yanagawa_chiaki